JR北府中駅、西府駅は早朝、無人駅!・・交通弱者置き去りではないか!?
府中市議会議員の 結城りょう です。
東京民報6月2日号1面で、バリアフリー法が成立して1年経過後、首都圏JR各駅のバリアフリー化は一定進んでいますが、一方で一部駅の早朝時間帯の無人化が進んでいることを報じています。記事では、視覚障害差者の方など「交通弱者を置き去りにするもの」と批判しています。
記事では早朝無人化のJR新小平駅のケースを伝え、同駅では始発から1時間余り駅員が無人化となっていること、その間「駅員のい不在の間、問い合わせにはインターホンで応答し、自動改札機や券売機のトラブルに遠隔制御で対応」するとのこと。「しかし改札機の紙詰まりや線路への転落事故、震災時など、駅員がいなければ対応できないこともあり、とくに視覚障碍者は駅員がいるのかどうかや、インターホンがどこにあるのかを確認すること自体、困難です」。
この記事もありますが、「視覚障碍者はラッシュ時を避けるために、わざわざ早朝に電車を利用する人が多い」「駅員がいないと切符を買うにも大変です、またホームからの転落の危険も増す」と指摘しています。
首都圏にはこうした早朝無人駅が111駅もあるとのことです。記事では「都内で早朝無人駅の多くは、一日平均の乗車人数が1万人以上」います。JRのこうした「コスト削減策」「経営体質強化」の名によるコストダウンは、いかがなものでしょうか。記事では、府中市内でもJR北府中駅、西府駅が早朝無人化となっていると伝えています。事故が起きてからでは遅いであり、この問題、申し入れもしたいと思います。
結城りょう