府中市民の方も「高額差額料ベッド代」を節約できます(赤旗日曜版の記事から)
府中市議会議員の 結城りょう です。
しんぶん赤旗日曜版(19年5月5日号、26~27面)に、入院した際に高い差額ベッド料金について、「払わずにすんだ」という特集記事が掲載されています。記事のなかで厚生労働省の通知にふれ、「大部屋がいっぱい」「治療上必要」などの理由では(病院側は)請求できないとしています。
赤旗の記事では朝日新聞(3月26日付)の投稿にふれ、「86歳の母親が大病院に救急搬送され、1日約10万7千円の差額ベッド料金を払うよう請求された」ことについて、赤旗編集部、共産党の方がこの投稿の方の相談にうかがい、対応したところ「結局、差額ベッド料金100万円をはらわずにすみました。赤旗のおかげです」と報じています。
記事を見ると、病院側が患者さんの家族に「差額ベッド料が必要な部屋なら入れます」とすすめ、病院職員に「(差額ベッド料を)払えますね」と念を押され、なかば「無理やり」差額ベッド料が必要な部屋に入院させられたとのこと。みるみる料金が膨らみ困っていたところ、赤旗編集部、共産党の方に相談したところ、なんと計100万円が患者さんに返金されたとのことです。
その際、病院側との交渉で決めてとなったのが、厚労省通知とのことです。「こちら(患者さん側)が希望しないかぎり、差額ベッド料金は払わなくてよい」という文言が、決めてとなったとのことです。
※厚生労働省通知・・こんな場合、病院側は患者さんに請求できない
①希望しないときは同意書へのサインを保留し、病院と話し合う
②「大部屋がいっぱい」という理由で、(病院側は)差額ベッド代は請求できない
③個室などに入ってと言われたら、「治療上必要か?」と尋ねる
④病院の説明に納得できないときは、地方厚生支局に電話する
⑤赤旗日曜版の紙面を病院に示して話し、共産党の議員などに相談する。
府中市民のみなさんも、ぜひこうしたケースがありましたら、私、結城りょう にご相談ください。
結城りょう