府中でも一人暮らし高齢者はどうなるか・・2040年推計
4月20日付き朝日新聞一面で「一人暮らし高齢者896万3千人」「社会保障・人口問題研、2040年推計」と出ています。15年より43.4%増えて、全世帯に対する割合は、17.7%、東京は全国最多で116万7千人と、65歳以上の約3割にのぼるとあります。
記事では「一人暮らしの高齢者は家族によるサポートを受けづらい場合もあるため、身体の衰えや認知症などにともなる介護サービス、買い物や通院といった日寿生活の支援への需要は高まる可能性がある」としています。また記事では「65歳以上人口に占める一人暮らしの割合は、4.4%増の22.9%、東京(29%)が最も高い」とあります。
「介護や地域の見守りなどのニーズがますます高まる。高齢者や社会的に孤立させないための支援策を考える必要がある」としています。
この記事を見て私は、昨年18月6月議会の一般質問において取り上げたことを思い出しました。行政サイドは今、地域住民どうしによる見守り活動を自治会、民間団体などを通じて奨励しています。2040年には団塊ジュニア世代が70歳を迎え、日本は超高齢社会に突入します。私は住民同士の支えあい活動を決して否定するものではありませんが、行政が民間、市民に見守りを丸投げするようなことを、国策にするのは適切ではないと思います。
今後この問題も2期目の課題として取り上げたいと思います。
結城りょう