杉並区議選前に政務活動調査費を使った議会報告は「違法」(東京地裁判決)
今日(3月28日)の朝日新聞多摩版に、「杉並区の区議が使った約1090万円の政務活動調査費に違法な支出があったとして、市民団体が区に返還させるよう区長に求めた訴訟で、22日、東京地裁は約270万円を返還させるよう命じた判決がでた」とあります。
記事では「杉並区議会の自民党会派は、区議選を3ヶ月後にひかえた2015年1月、所属議員の集合写真や実績を書いたチラシ約15万枚を作成し、新聞折り込みで配布。一部の議員は個々で負担する費用を政務調査活動費から支出した」とあります。昨日の地裁判決では「政務調査活動費を選挙活動や政党活動に使うことは許されていないとして違法と判断した。公明党と無所属の会派についても、『区政報告』などの一部支出を違法と判断した」と報じています。
府中市でも市議会議員選挙を目前にひかえ、こうした判決がでたことに対して、注意しなければならないでしょう。
(府中市議会議員 結城りょう)