17 2月

府中市が子どもの貧困調査結果にもとづき、「府中市子ども未来応援基本方針」を策定

先日の市議会文教委員協議会において、市は昨年実施した市内小中学生(小学5年生、中学2年生とその保護者)に実施した生活実態調査アンケートにもとづいて、「子どもの未来応援基本方針」案を報告しました。
この調査は、子供の貧困率が平成27年時点で13.9%、約7人に一人の子どもが貧困に陥っている状況のもと、国や都においても方針「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が定められ、自治体が実施し、「子ども・子育て審議会」で協議されていたものです(共産党議員団も要望していました)。
世代間をまたいで貧困が連鎖していく今日、「所得水準などの面には課題が見られなくても、核家族化や地域における関係性の希薄化のほか、保護者に時間的、精神的な余裕がなく、子供との関わりが十分にもてないことなどが影響し、愛着の形成や基本的な信頼感、社会的経験の不足する子どもがいる状態が見られる」と方針案では分析し、総合的な施策を決定したとしています。
方針案では、子供の生活状況から保護者とその世帯の貧困状況、また行政からの支援策についてもふれている内容です。とくに庁内の横の連携(部署間)が大変重要になる課題であると思います。
この方針は4月から実施されますが、貧困の連鎖を断ち切り、未来ある子どもたちが希望のもてる社会にするために、引き続き現場の声を聞いて、この方針がより実りある、実行あるものにするよう、私も取り組んでいきたいと思います。
結城亮(結城りょう)

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