高齢者支える買い物送迎、住民の交流を期待、増便も検討(町田市鶴川団地)・・府中市内の高齢者が住む地域でも買い物送迎、移動販売を要望したい
今朝(1月23日)の読売新聞多摩版に、町田市内にある鶴川団地の自治会や商店街などでつくる「鶴川団地地域支えあい連絡会」が、高齢化した団地住民の買い物を支援するため、自宅から商店街までを無料送迎するサービスを始めたと報じています。市民からの評判は大変よいとのことです。
記事では「鶴川団地の商店街で昼下がり、70~90才代の女性9人が青果店やスーパーなどを歩いて回った。お目当ては野菜や果物、トイレットペーパーなど。いずれも重かったり、かさばったりするため、歩いて持ち帰ることが難しい商店だ」。
同連絡会では「送迎は原則、毎月第四金曜日、連絡会のメンバーやボランティアが運転を担当。午後1時ごろ、団地内にある計6ヶ所の停留所をめぐって住民ののせ、商店街に向かう。買い物が終わる午後3時ごろ、商店街で住民を乗せ、自宅近くの停留所に送り届ける」とあります。
この町田市の鶴川団地は1967年から入居がスタート、高度経済成長の時代、人口が増えていく時代に住民も増えましたが、現在は高齢化が進み、団地の様子も様変わりしています。
高齢の住民にとって、買い物は大変な「労苦」であると思います。行政と住民、自治会などがこうした取り組みを行なうことは、大変意義あることだと思います。
以前私も「移動販売を今後行ないたい」という市民の方から相談をうけたことがあります。「移動販売のニーズは高齢者の方にはかなりあると思います」と話されていました。
また府中市内でも公営住宅に住む住民の方、また地域では北西部地域などでは住民の高齢化も進み、買い物は大変な苦労を伴っていると思われます。ぜひ町田の鶴川団地のような取り組みを、この府中市内でも実施することになれば、高齢の方や商店街なども活性化されることでしょう。ぜひ私もこの課題について、調査して議会でも取り上げることができたらと思っています。
結城亮(結城りょう)