横田基地「肯定」が85.9% 過去最高を更新(福生市市政世論調査)
今朝(12月29日)の読売新聞多摩版に、福生市が市政世論調査を行ったところ、米軍横田基地の存在を容認する回答が85.9%にのぼり、過去最高を更新したという記事があります。記事では「満20歳以上の2400人に質問書類を送付。有効回答は1080人、回収率は45%」、横田基地について尋ねた質問で「あってもやむ得ないが、騒音対策や生活環境整備に力をいれるべき」が53.1%で最も多かった」「国政上の問題でもありあってもやむ得ない」が21.8%、「防衛政策上の施設であり、あって当然」が11%と伝えています。記事では「肯定は増加傾向にある」と伝えています。
横田基地については沖縄にある米軍基地のように、県民、住民との矛盾がそれほど対立点にまで達していないことがあると思います。しかしながらひとたび、大きな事件が発生すれば、市民世論は一気に変化することが考えられます。
先日のブログでも掲載しましたが、トランプ大統領は「アメリカは世界の警察官をやめる」と言明しており、この米軍横田基地の存在も決して「未来永劫」の存在ではないと私は考えています。米軍が我が国から撤退するとなると、我が国の政府も国民も大きな判断を迫られると思います。
結城亮(結城りょう)