町田市が出前型子ども食堂、ふるさと納税で寄附募る・・府中市でもひとり親家庭への支援策を!
今朝(12月28日)の東京新聞多摩版に、町田市が来年度から一人親家庭を支援するため、弁当の無料配達を通じて悩み事の相談にのる出前型の子ども食堂を始めるとの記事があります。これは、「ふるさと納税で事業費に充てる寄附を募っている」とのことです。「対象は18歳未満の子どもがいて、児童扶養手当を受けている一人親家庭の希望者」とあり、「月2回、ボランティアが手作りした弁当を自宅に配達し、家事負担を減らす。配達員が訪問した際に困りごとを聞き、市の社会福祉協議会に伝え、社協の職員があらためて訪れ、相談に応じる」としています。ちなみに町田市には7ヶ所の子ども食堂があるとのことですが、遠方で参加できない家庭のために出前型支援を考えたとのことです。
財源については「ふるさと納税で事業費の一部を賄う計画で、本年度中に80万円。来年度は200万円を目標に募る」とのことです。
この町田市の取り組みは大変興味深いものだと思います。町田市は面積が広いので、支援の手が行き届かない一人親家庭にとっては、このような行政の支援策は市民にとっては、大変ありがたいものだと思います。児童に対して、食事と学校の勉強という要望に応える「出前型支援策」とは、大変ニーズが高いものと思われます。
同時にこの財源をふるさと納税で事業費の一部を賄う」計画というのも、ユニークではないでしょうか。こうした施策について、私もこの町田の施策を研究して府中市に取り入れられる可能性はないかどうか、考えたいと思います。
結城亮(結城りょう)