27 12月

伊勢丹府中閉店問題・・府中駅周辺のまちづくり考える機会に(東京新聞)

今朝(12月27日)の東京新聞多摩版に、伊勢丹府中店の閉店についての記者の考察記事が掲載されています。記事では、伊勢丹府中店の周辺のお店やお客さんが、伊勢丹撤退についてどううけとめているのかを取材しています。

「ほかの店が入っても近くの施設と変わらない」(市民)「伊勢丹帰りに立ち寄った高級志向の客が来なくなる」(青果店の定員)「駅の周りにだけ大きなビルができて、昔ながらの商店街の良さがなくなった」(時計店店主)。

記事にもあるように「2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京五輪を控えて、地元ではこれから本格的に活性化を目指そうと意気込んでいたところでの撤退」と記しています。そして記事の最後に「伊勢丹の撤退が、府中ならではのまちづくりを考える機会につなげられるか。来年が正念場になる」と記者は結んでいます。

伊勢丹府中問題は12月議会でも共産党議員団(服部市議)も取り上げましたが、市は現在水面下で行われているテナント誘致交渉については、かなり神経質になっているように私には思えました。

私はこのテナント活用について、法人企業の本社機能でも誘致してはどうかと思ったりもしたのですが、法人は基本的に土日、祝日が稼働しないために、土日に客や人の賑わいを創出することができないとの理由で、この案は難しいようです。

記者も最後に記しているように「伊勢丹の撤退が、府中ならではのまちづくりを考える機会につなげられるか。来年が正念場になる」との指摘は、大変重いものがあるのではないでしょうか。

結城亮(結城りょう)

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