残念!府中駅周辺「ちょこ・りん・スポット」の全廃計画の再検討求める陳情が不採択に
今日(12月11日)、府中市議会建設環境委員会に市民から提出された陳情「ちょこ・りん・スポット」の全廃計画の再検討求める陳情について、賛成少数(陳情に賛成は共産党、生活者ネット)で不採択(陳情に反対は市政会、市民フォーラム、公明党)となりました。私のブログでもこの間、ちょこ・りん・スポットの存続求める署名運動の様子、また9月議会でも私が取り上げましたが、今回残念な結果となりました。
陳情を説明された平井浩一さんからは、ちょこりんを利用している方の声を紹介し「高齢者の方から『自転車にブレーキをかけながら地下に降りていくのは、恐い』、雨の日に滑って転び足の指を骨折したという話も聞きました。また若い母親からは『乳幼児を自転車の前と後ろに乗せて地下に降りていくのは大変危険だし、登ってくるのもきつい』という声も聞いた」また府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」の駐輪施設については「怖い、危険、きつい」と話されました。
この陳情のために高野市長あての署名が2200弱集計したとの報告もありました。市もちょこりんが果たして意義については、私の9月議会の一般質問においても「放置自転車を無くしたことに貢献した」「市民の駐輪マナーが良くなった」と認識しています。また市民から「平地の駐輪場」を希望する声が多いことから、くるるの南側の平地に300台駐輪できる施設を計画しています。
今回の陳情の結果自体は残念なものとなりました。しかしながら2000を超える署名を集めたこと、また陳情というかたちで市民が議会や行政に声をあげることは権利でもあります。今後もこうした市民運動の方々と連帯していきたいと思います。
結城亮(結城りょう)