18 11月

府中6小の免震・制振用ダンパー問題で市教育部から説明がありました

【制振用オイルダンパーの性能基準値の乖離地が、プラスマイナス10%以内などの内容より大きい10.7%(0.7%超)~12.2%(2.2%)】

 

府中市の教育部から11月15日、共産党市議団に府中6小の免震・制振用ダンパー問題で説明がありました。市教委の説明によれば「18年10月23日に国交省から、光洋精機(株)が製造し、(株)川金コアテックが出荷する免震・制振用オイルダンパー93件について、試験値書き換えが行われ、顧客との契約内容に適合しない製品が納品されていることが公表された。府中市においては民間施設に該当はなかったが、公共施設では平成22~23年度に実施した、府中6小の耐震改修工事に使用した制振用オイルダンパー40本のうち6本が、国交省が公表している製品に該当することが判明した。現時点での確認では、試験値書き換えを行った制振用オイルダンパーの本数が6本あり、制振用オイルダンパーの性能基準値の乖離地が、プラスマイナス10%以内などの内容より大きい10.7%(0.7%超)~12.2%(2.2%)となっていることが確認された。設置された箇所などについては、現在確認作業を行っている状況である。

 

【市として、光洋精記(株)と(株)川金コアテックに対して早急に事実関係を確認し、必要な対応を求める】

 

現状ではこの度の試験値書き換えの状況や耐震改修後の資料から、耐震性に関する影響は小さいと考えるが、今後、関係課と協力し、光洋精記(株)、(株)川金コアテックに対して早急に事実関係を確認し、必要な対応を求める。府中市では国や(株)川金コアテックなどからは、試験値書き換えが行われた制振用オイルダンパーについて、年内をめどに安全性を検証し、第三者機関が確認するとの公表もあるので、新たな情報が入りしだい、議員に報告する」というものです。

また情報ありしだい、ブログでも報告いたします。

結城亮(結城りょう)

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