府中市民が作る「くらやみ祭り」映画・・大国魂神社
【東京新聞多摩版の報道から】
今朝(10月16日)の東京新聞多摩版に、大国魂神社のくらやみ祭が登場する映画「くらやみ祭の小川さん」の来春の上映にむけて、市内の各種団体でつくる制作実行委員会が、市民のみなさんに製作費を募っていることを紹介する記事が掲載されています。
この映画は、リストラをされ生きがいをなくした58歳の主人公(俳優の六角精児さんが配役)が、府中市のくらやみ祭りに参加して元気を取り戻すコメディータッチの映画とのことです。「ロケは9月に大国魂神社境内や馬場大門のけやき並木で行った。フェイスブックで募集した市民らのべ約500人のエキストラが参加」したそうです。企画したのは渋谷区に事務所を構える映画プロデューサー竹本克明さん。以前に府中市に来た際、1000年以上の歴史のある、くらやみ祭りに興味をもたれたと記事にはあります。「竹本さんは『全国、世界に広まる映画にしたい』と抱負をかたり、猿渡権宮司は『祭りに来る人が増えれば。全国のおじさんが祭りに来て元気になlってほしい』と願う」と記事にはあります。
なおこの映画の製作費は5000万円全額を寄付で賄う予定、市内の企業などに協賛金を募っているそうです。映画の宣伝を兼ねた資金集めも企画しているとのことで、1口3000円、5000円、10000万円で11月末まで募るそうです。
詳細の問い合わせは同映画製作実行委員会まで、電話042-362-2431へ。
府中市のくらやみ祭りは1000年以上の歴史と伝統を誇る祭りにもかかわらず、実を言うと、私も府中に来るまではその存在を知りませんでした。その意味でも、府中市とくらやみ祭りの存在を全国に知らしめるチャンスではないでしょうか。しかもその製作費用を寄附でまかなうということなので、市民の手作り感のある映画としてもふさわしいと思います。完成披露会が楽しみです。
結城亮(結城りょう)