小中学校の体育館にエアコン急務・・都議会で小池知事が答弁
【共産党都議団も要望していた学校体育館へのエアコン設置が実現へ】
東京都議会が開会中ですが、今日(27日)の読売新聞多摩版によると、「都は今夏の猛暑をふまえ、災害時に住民らの避難所にもなる学校の体育館へのエアコン設置を急ぐ方針をしめした」と報じています。今年になって西日本豪雨や北海道地震など自然災害をうけて、各会派が防災対策を要望していた質問への答弁とのことです。この要望は共産党都議団も要望しており、早急の実現が望まれます。
記事では北海道地震で道内のほぼ全域が「ブラックアウト」が起きたことを教訓に、「区市町村の庁舎で少なくとも3日間以上の電力を自力確保できるよう、非常用発電機の整備を促進していくとの考えを明らかにしました」とあり、「都内の公立小中学校の普通教室でのエアコン設置率は、ほぼ100%だが、体育館は8.4%にとどまっている」とのこと。「都は都立高校や特別支援学校への設置を進めるとともに、補助制度を創設して区市町村の小中学校への設置も支援する」としています。
この小中学校体育館へのエアコン設備設置問題については、市議会の決算特別委員会でも取り上げる議員の方がいました。私も学校施設見学に行った際、「これでは夏は暑く、冬は寒い」だろうなと実感しました。私が小中学生のころは、あまり感じませんでしたが、近年の猛暑は命さえも奪いかねない性質のものです。今回の小池都知事の答弁をうけて、各自治体へも早急に具体策を講じてほしいものと思います。
結城亮(結城りょう)