府中第2小の校舎拡張、増改築について・・文教委員協議会
【駐車場に2階建ての新校舎を増築】
今日(8月21日)の府中市議会文教委員協議会において、府中第2小の児童増加問題に端を発した校舎改築増築問題について、市教委から報告がありました。
市教委からは今後1200名の児童数が予想される府中2小について、2階だての校舎を増築し、駐車場のところに敷地面積15,333,22m2、建築面積312,87m2、延床面積581,16m2で鉄筋コンクリート造り2階建ての校舎を増築する報告がありました。1階と2階はバリアフリーの造りで、1、2階ともに図工室と図工準備室を設置するとのことです。この増築により2小全体で34の教室数となり、1200人児童数に対応できるとしています。市教委は「今後10年間は児童数が1200人をきることはない」という想定をしているとのことです。また新築した校舎に図工室を設けた理由については、「児童の普通教室を離れた校舎にはなるだけ設定したくないとの学校現場サイドの要望を優先した」としています。
私は質疑のなかで、2小が数年前に教室が不足していたことを理由に、小学1年生の35人、6クラスによる学級編成が2年生に進級した時には、37人の5クラス編成に変わったことをあげ、今後こうした事態があるのかを質疑したところ、その可能性は否定しませんでした。また近くにある「わくわく農園」の敷地の活用は考えられるのかについて質問したところ、同農園は学童保育の分園にするとの答弁がありました。
私も2小の児童増加問題については、昨年6月の定例会で質問をしているだけに、大変興味ある報告でした。答弁から伺えるのは、余裕のある教室数ではないようですが、当面、この対応しかないと思われます。周辺地域の今後の人口数、児童数という課題はどうなるか完全には推測できませんが、今後も現場の声を聞いて、私も2小の児童数と校舎問題について、再度取り上げたいと思います。なおこの2小の報告については、今年度第4回定例会で議案となるとのことです。
結城亮(結城りょう)