狛江市の高橋市長、退職金など全額支給、セクハラ処分規定なし
【東京新聞多摩版の報道から・・そもそも市長や市幹部がセクハラなどしないはずだった!?】
今朝(2日)の東京新聞多摩版に、4日の市議会本会議で辞職表明する予定の狛江市の高橋市長について、退職金、期末手当などは全額支給される見通しのと記事があります。これは同市にセクハラ処分規定などがなく、処分する根拠がないとのことです。記事によれば「辞職表明は『退職金を支払うな』『ボーナス支給は納得できない』などの意見が相次いでいるとのことです。記事では「一部の市議は5月中の辞職を求めていたが、6月4日開会を予定していた議会の前倒しが難しかった。さらに市の「ハラスメント防止指針」には、市長ら特別職がセクハラの当事者になることを想定しておらず、処分規定がない」としています。
つまり「市長ともある方が、職員などに対してセクハラ行為などするはずがない」ということを前提にした指針であるわけで、高橋市長のセクハラ行為は言うならば「前代未聞」の「事件」でもあるわけです。一番恥ずかしいのは、狛江市民であり市職員の方々ではないでしょうか。今度の市長選挙こそ、市民の顔、市民の代表たるにふさわしい「品格」「品性」のある方を市長に選んでほしいものです。
結城亮(結城りょう)