府中グリーンプラザ跡地活用の具体案が報告、提案されました
【市議会総務委員協議会で報告・・府中グリーンプラザ跡地はホテルが主体】
今日(28日)の市議会総務委員協議会において、府中グリーンプラザ跡地活用問題が市から報告がありました。旧グリーンプラザの跡地については、市は公募の結果スターツコーポレーション㈱に決定し、同社と協議の結果、同プラザ跡地は賃貸としたうえで、同プラザを無償譲渡ととして、同プラザについはスターツコーポレーションが解体して、あらたに建物を建造するとなりました。同プラザ跡地に建造される計画案の事業としては、①新しいタイプのホテル、②ホテルと連携した、まちづくり、にぎわい、起業創業機能の導入、③活性化を実現する多彩な応募企業や専門家とのコラボなどを柱としています。
賃貸期間は平成30年7月から平成80(2068年)6月まで、土地賃貸料は1平方メートルあたり月額2465円、年間で3230万円とのことです。ちなみに解体費用は8億500万とのことです。
建物構造は地上8階、1階は飲食、物販、カフェ、地域イベント広場、駐車駐輪施設、2階はスカイナード、ホテルロビー、多目的スペース(50名)、不動産店舗など、3階はホテル客室、サービスオフィス、ビジネスラウンジなど。4階から8階がホテル客室(約135室)との説明でした。解体工事は今年の9月着工、平成33年1 月に新施設しゅん工、4月に供用開始とのことです。
【目新しさない提案を共産党、目黒議員が意見】
この総務委員協議会には、わが党からは目黒議員が委員として出席していますが、意見として「新しいタイプのホテルというが、あまり目新しさはない」「市民の声として、グリーンプラザがなくなつたことで、適切なスペースと料金設定の会議室がなくなり、大変不便になった」という声を、市はよく受け止めて欲しい」と発言。ホテルもシングルの部屋が多数で、ビジネスホテルが増えるが、あまり目新しさはないと発言しました。
たしかに府中市内には大企業や事業所が多く、宿泊ホテルがたりないという声はよく聞きますが、今後どれだけ採算がとれるかは経済の動向もあり、不透明ではないでしょうか。市はプラッツの5階と6階を60億円かけて購入したかわりに、グリーンプラザを手離したわけで、この60億円を取り戻したいと考えていると思います。結果そうなればよいのですが、民間企業は採算が合わなければ、撤退するものです。そうなると市が負担せざるえません。円滑な事業運営と商売の繁栄を期待したいものです。
結城亮(結城りょう)