公園の不具合に気づいたら・・共有アプリで投稿、スピード修理(稲城市)
【東京新聞多摩版の投稿から・・稲城市の公園修繕の取り組み】
昨日(8日)の東京新聞多摩版に、稲城市が公園の設備などの情報を市民と共有するアプリ「いらレポ」の活用を始めたとの記事に注目しました。記事では「(アプリの)利用者が遊具の不具合などに気づいたら携帯端末を使って投稿してもらい、迅速な修理につなげるのが狙い。花の見ごろなど行楽情報を知らせあう場にもなっている」とあります。「アプリは相模原市内の業者が開発、2月に配信を開始。スマートフォンやタブレットに無料でダウンロードできる。投稿できるのは市有地の公園や緑地についてで、道路などは対象外」「都内では杉並区が同様のアプリを配信している」とあります。これまでの投稿は約40件、「遊具のネジが緩んでいる」「公園灯が切れている」などで、市は現場で確認し修理に対応しているとのことです。
この記事を見て、なかなかユニークな取り組みだと思い紹介しました。私も議員になって住民の方の相談で多いのが、公園や道路の管理、修繕などに関する相談です。行政に対しては議員を通じて相談するほうが、迅速に対応する印象をもっていますが、この稲城市のように市民から携帯を通じて、ダイレクトに相談があり、迅速に行政が対応することは、大変望ましいことだと思います。今、どの自治体職員にとって大切なのは、住民の要望や声を聞いて迅速に対応し、すばやく返すことだと思います。私もこの稲城市の取り組みをぜひ、府中市にも提案したいと思います。 結城りょう