要注意!府中市内で再び「還付金サギ、ニセ電話」が流行中
【新たな手口・・医療費や還付金があるとうそぶき、キャッシュカードをだましとる手口】
今朝(22日)の東京新聞多摩版に、「還付金うたいカード詐取、都内急増」「3月中58軒、昨年上回る」とあります。記事では府中市内であった電話を取り上げ「『年金の還付金の関係でお電話しました』。3月20日午後4時ごろ、府中市の女性(80)宅に市職員を名乗る男から電話あった。『2月末までに(還付の)手続きをしなければならなかったのですが、銀行が対応してくれます』。間もなく銀行員をなのる男から電話があり『現在お持ちのキャッシュカードは何色ですか?暗証番号を教えてください』。女性が教えると、男は『そのカードはセキュリティーが低く、犯罪被害にあいやすいので、新しいカードにかえた方が良いです』とすすめた」さらに記事では「同日午後5時、別の行員を名乗る男が女性の自宅を訪ね、カードをだましとった。女性が翌日、口座を確認すると、100万円がひきだされていた」とのことです。
私は昨年6月21日付ブログ「府中市内で還付金詐欺が集中・・その巧妙な手口に要注意」でも記載し、府中市内の男性が危うく還付金詐欺にだまされかけた方の話を記載しました。まさにこれとよくにた手法ですが、今回はキャッシュカードをだましとるケースで、あらたな手口といえます。こういう犯罪を考える人間は、相当な研究を重ねながら、最新の手口を考えているのでしょう。本当に恐ろしくなります。この東京新聞の記事では最後に警視庁幹部のコメントとして、「区市職員や銀行員、警察官が通帳やカードを受け取りにいくことはない。絶対に渡さず、暗証番号も教えないでほしい」としています。
結城りょう