府中市のごみ資源カレンダー未配布問題の業者、葛飾区でも
【毎日新聞ネットニュースの報道から】
今日(7日)の毎日新聞のインターネットニュースでは、府中市のごみカレンダー配布もれについて続報を報じています。ニュースでは「東京都府中市で今年度版『ごみ・資源物の出し方カレンダー』の配布漏れがあった問題で、市は6日、カレンダー5万冊の増刷を決めた。『届いていない』と連絡を受けた世帯に郵送するか、直接投函(とうかん)する。届くまでには最長2週間かかる見通し。増刷費は印刷だけで約500万円だという。市はごみ出しカレンダーの配布を新宿区の業者に委託していた。業者は昨年の指名競争入札の結果、約130万円で初めて請け負った。業者は3月中に計約12万3000戸に配り終える予定だったが、市民からの苦情をきっかけに、多くの世帯に届いていないことが発覚。市への苦情や問い合わせの電話は、6日までに1万件以上寄せられている」。
【葛飾区でもごみカレンダーの未配達が2279世帯 府中市と同業者】
さらに毎日新聞のネットニュースでは、「葛飾区でも資源とごみの収集カレンダーが、2000世帯以上に配られていないと発表。しかも府中市と同じ業者に配布を委託していたとのこと。区の環境部によると、1月22日から1カ月間で約24万5000部を配布するはずだったが、当初から『カレンダーが届いていない』との連絡が寄せられた。6日午後2時半現在で1327件の連絡があり、区によると、少なくとも2279世帯に配られていないという」と伝えています。ネットニュースによれば、府中市の場合でも、この業者は『3月中に全部配った』と主張しているが、苦情を受けた地域は市全域にわたり、中には1軒に6冊配られたケースもあったとのこと」。
このニュースを見る限りこの委託業者は、相当「いい加減な」業者であることは間違いないでしょう。ではなぜ指名競争入札において、このような業者にカレンダーの配布業者として委託してしまったのでしょうか。低下価格を追求した結果こうなったのか、それとも他に理由があったのか。市議会としても追及しなければならないと思います。ちなみに府中市のごみカレンダーは地域別に16種類あり、市のホームページからデータをダウンロードできるとのことです。
※府中市のごみ減量推進課の問い合わせは(042ー335ー4400)」
結城りょう