狛江市長「強要一切ない」セクハラ疑惑改めて否定
【毎日新聞の報道から・・相手に気を使っていたのでセクハラ行為にあたらない?】
今日(29日)の毎日新聞多摩版に、28日、狛江市の高橋市長がセクハラ疑惑について記者会見をした記事が掲載されています。記事では「(内部文章で明らかになった)職員に口をつけたコップで飲むよう強要したことはあるのか」と質問されると、高橋市長は「似通ったことは事実としてはあった。強要したことは一切ない」と答えた」。また「(高橋市長は)勧めるときに気をつけてやってきたが、市長の立場をもう少ししっかり考えるべきだった」と述べたが、「相手の反応に気を使っていたので、セクハラ行為には当たらない」との認識をしめしたとあります。
【市長には、首長たるにふさわしい品性が求められるのではないか】
この記事を読んで、高橋市長はなんとか今回の事態を「逃げきろう」という姿勢がありありとうかがえます。また市長支持派の会派の思惑もかさなり、辞職にまでは追い込まれずに済んだというところでしょうか。しかしそもそも、こうしたセクハラ疑惑が表面下したことは、首長(市長)の人間としての品性も重要な資質であることが、市民のみなさんに、あらためて認識できたと私は思います。記事では「市議会女性有志の会」も記者会見をひらき、疑惑解明署名が914筆集まったとのこと。昨日のブログでも書きましたが、高橋市長は今回の件で、女性市民の怒りをかったことは今後の市政運営において、「影」を落とすことは間違いないと思われます。
結城りょう