JR東日本・・首都圏全駅にホームドア設置、平成32年度末までに(毎日新聞)
6日の毎日新聞ネットニュースによると、JR東日本が首都圏全駅にホームドアの設置を実現することを伝えています。それによると「(JR東日本の)冨田哲郎社長は6日の定例記者会見で、2032年度末までに首都圏の主要24路線の全243駅でホームドアを整備すると発表した。このうち55駅については既に設置したり、20年の東京五輪・パラリンピック開催前後に整備する方針を示したりしており、新たに188駅で整備されることになる。JR東によると、新たな整備対象となるのは、東京駅から半径約50キロ圏内の中央・総武、常磐、宇都宮・高崎各線などの駅。1日当たりの乗降客数が10万人以上の駅や、乗り入れる列車の扉の位置が同一の駅では、25年度末までに前倒しで導入するとしている。全駅での整備費は5000億円を超える見込み」とあり、「国土交通省によると、17年3月末現在で、全国686駅でホームドアが整備されており、20年度までに800駅での整備を目標に掲げている」と伝えています。
【京王線はじめ私鉄もホームドア設置実現を求める】
度重なる電車ホームからの転落事故をうけて、いつも課題になるのがホームドア設置の問題です。とくに目の不自由な方が転落してお亡くなりになるような事件を聞くと、本当に辛い思いがいたします。この問題では共産党議員団(赤野議員)が以前、市議会一般質問でとりあげたことがあり、府中市内の京王線とJRの全駅に早急にホームドア設置を府中市が働きかけてほしいと要望したことがあります。とくに分倍河原駅については京王線もJRもともにホームが狭く、危険な思いをいたします。今回のJR東日本の動きをうけて、私は京王電鉄もぜひ早期にホームドアの設置を要望したいと思います。京王線のホームドア化は現在、地下にある駅に限られており、地上の駅にはなかったと思います。これを機にぜひ京王線や全ての私鉄もホームの安全対策に本腰をいれてほしいと思います。