府中市議会本会議・・公民館条例改定で積極的議論(定例会11日目)
今日(6日)は府中市議会で本会議が開催され、4つの常任委員会で審議された案件についての本会議採決がおこなわれました。なかでも議論が集中したのは、私も所属して審議が行われた公民館条例の改定についてです。この条例改定のポイントは、これまで社会教育団体に登録する自主活動グループがこれまで無料で使用できたものが、有料化(減額措置あり)されることにあります。文教委員長からの報告をへて、採決を行うのですが、その際、杉村議員(自由)は質疑を行い、反対を表明。また西の議員(生活者ネットワーク)からも反対の意見表明がありました。また稲津議員(府中リベラル)からも、条例改定に対して懸念される意見が表明されました(採決には賛成)。
この間、共産党議員団も繰り返し一般質問でこの公民館有料化問題を取り上げてきましたが、社会教育団体と公民館の「そもそも論」を展開し、また自主グループ団体が公民館を無料で利用することの「大義」を主張してきました。それが議会の他会派の議員の方々にも、一定の世論を広げることができたのではないかと、私は認識しました。
また本会議場で質疑が行われるという機会は正直、あまり少ないのですが今回は杉村議員、稲津議員も積極的に論を展開し、執行部とやりとりをされたことは、市議会に論戦の流れを積極的につくるうえで、大変良かったのではないかと私は思います。いよいよ明日からは5日間(3月7,8、9、12、13日)にわたり予算特別委員会が開催され、3月15日は本会議で最終日となります。