府中市の公民館条例改定をどう見るか・・有料化に懸念
今日(22日)から府中市議会は4日間かけて、4つの常任委員会の審議がスタートし今日は総務委員会が、明日は文教委員会です(私も委員を務めます)。明日の議案の一番の「目玉」は公民館条例の改定です。内容としては、これまで府中市の社会教育団体に登録する団体(自主グループ)は、市の文化センター内にある公民館を無料で利用することができましたが、条例改定案では有料になります(ただし、自主グループ団体には減免措置あり)。社会教育法では、公民館は住民の福祉と教育を増幅させることを目的に、営利目的とする貸し出しはしないことを内容としてきました。
市は受益者負担論(市の公共施設を利用する市民は、利用しない市民と比較して行鋭サービスを享受しているのだから、利用する市民には一定の負担をしてもらう)を主張。また「他市でも同様の有料化が行われている」ことも有料化の理由としています。昨日の市議会一般質問では、共産党議員団は目黒議員が公民館施設有料化の反対の一般質問を行いましたが、私もこの間、地域の方々や多くの方に文化センターや公民館が果たしてきた役割、そして自主グループのはたしてきた地域貢献活動、行政に対しても多大な貢献してきた役割について知ることができました。こうした自主グループの方々のこれまでの貢献度を知ると、行政サイドが主張する「受益者負担論」を上回って、有り余る貢献をしてきたのではないかと思いました。「公民館とは何か」という、「そもそも論」はこの間も共産党として行ってきたので、明日は、違う角度から質疑をしたいと思っています。
※2月26日が厚生委員会、27日が建設環境委員会、28日から30日特別委員会がそれぞれ、午前9時30分から開会予定です。