府中市に野球、オーストラリア代表が東京五輪の事前キャンプ地に決定
【多摩地域で2020東京五輪初の事前キャンプ地誘致】
今日(23日)の時事通信の配信ニュースによると、「東京都府中市は23日、2020年東京五輪に向けてオーストラリア野球代表チームを今後3年間、事前キャンプで受け入れる覚書を同国野球連盟と締結した」と報じています。記事では「東京五輪・パラリンピックの競技で、多摩地域で事前キャンプ地に決まったのは初めてという。府中市野球連盟と、市内に合宿所とグラウンドを持つ明治大学野球部との協力により実現。3月の日本代表強化試合、東京五輪予選となる19年のプレミア12、五輪の事前キャンプで、府中市民球場、明治大学野球部グラウンドなどを提供する。市はこれを契機にスポーツ、文化、経済など、さまざまな分野で豪州との交流を積極的に進めていく」。
「覚書締結式で高野律雄市長は『心から感謝し、最大限のおもてなしを行う。豪代表チームが五輪に出場し、決勝戦で日本と白熱した試合を披露してほしい。市民一丸となって応援する』と謝意を述べ、エールを送った。オーストラリア野球連盟の代表チームゼネラルマネジャー、グレン・ウィリアムス氏は『府中市が日本のホームタウンとなることをうれしく思う。他からも(事前キャンプ地の)アプローチがあったが、都内であることと試合会場へのアクセスが決め手になった。目標は五輪金メダル。安心して滞在し、キャンプに打ち込めると確信している。府中市民とスポーツを通じて交流し、地域に貢献したい』と語った」と報じています。