府中駅周辺の市街地活性化計画は、利用者市民のニーズに応えてこそ実現できるのではないか
★「ル・シーニュ」の駐輪場は使いづらい
今朝(26日)は府中駅北口デッキであいさつ、終日赤旗拡大行動など、夕方に駅頭で訴え、夜は自治会の用事など。さて府中市にとって今年最大の行事は、7月22日にオープンした府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」のオープンだと思います。それ自体は喜ばしいことですが、一方で駅周辺を利用する市民の方々からは、様々な声を聞きます。1つは、駐輪場の問題です。やはり当初から予想できましたが、「ル・シーニュ」の地下駐輪場は使いがってが悪いとの声をよく聞きます。甲州街道から南側の「ちょこりん・スポット」が廃止されることにともない、代替としてできた駐輪施設ですが、私も利用していて不便さを感じます。たとえば、駐輪施設として「固定式ラック」と「稼働式ラック」の2つがありますが、「稼働式ラック」は本当に使いづらいものです。また地下から地上に自転車を移動させる際、ベルトコンベアのようなものに乗っけるのですが、なかなか要領を得ない方も多いのではないでしょうか。
駅周辺で働いている駐輪整備係の方に聞くと、「ル・シーニュ」の駐輪場はいつも空きが多い。やはりあの駐輪施設には、自転車をとめずらいという声をよく聞きます」、「(甲州街道から南側の)ちょこりんスポットが廃止されて以来、甲州街道の北側の「ちょこりん・スポット」に置く自転車がものすごく増えた。なんとかならないものか」などの相談が寄せられています。となるとやはり、駅周辺の地上部分に駐輪場が必要だと思います。京王線府中駅西側高架下に近い将来、駐輪施設が設置されるとのことですが、他にも適切な箇所があればぜひ駐輪場増設を要望したいと思います。
★市民のニーズに応えてこそ、中心市街地活性化計画も成功するのではないか
他にも市民運動団体のみなさから寄せられている要望としては、①「ル・シーニュ」の各階に、トイレ案内表示「だれでもトイレ」マークを追加してほしい、②府中駅の駅西側高架下に設置される駐輪場 台数掌握と全部を固定式ラックにしてほしい、③平成30年3月末で閉鎖されるグリーンプラザ別館の「ギャラリー」を年度内延長してほしい、④府中駅構内における市の使用スペース(期日前投票所など、平成30年4月オープン)に証明自動交付機設置と、ノンアルコールの飲みものの喫茶などにしてほしい、⑤旧京王ストア跡地(来年から京王のショッピングモールに改装される予定)に新設される、男女別トイレの利用時間を電車の始発から終電まで利用させてほしい、などの要望が寄せられています。
市は府中駅周辺市街地活性化計画を推進していますが、駅周辺に市民のみなさんが気軽の集まってこれる手段、利便性がなくてはいけません。その要の1つが、駐輪場対策ではないでしょうか。共産党議員団、私も引き続きこの問題を取り上げていきたいと思います。