14 11月

府中市の16年度決算の特徴・・増大する投資的経費に懸念

9月の府中市議会決算委員会では、16年度の決算審議が行われましたが、決算歳入では、予算編成時から前年に続き財源補てん解消の上に、公共施設整備基金に17億円も積み立てる余裕ある予算となりました。さらに今年3月の市税収入補正では、個人、法人などで21億円が追加されました。しかしそのほとんどは基金に積み立てられており、基金総額の年度末残高は622億円となり、過去最大となっています。

 

★納税義務者が増えるも、増加者の6割が課税所得200万円以下

 

個人市民税補正額の3億円の要因は、景気回復による納税義務者数の増加です。しかしながら、その増加者の6割が課税所得額200万円以下、全体でも55%を占めているのが実態、市民生活の厳しさを物語っています。ちなみにこの16年度歳出決算額は初めて1000億円を超える規模となりました。この主な要因は、最終盤をむかえて府中駅南口再開発に76億円、大規模学校給食センターに53億円によるもの。これらの理由から投資的経費が増大するものとなっています。

 

投資的経費の増大が市民向けサービスの施策の削減、停滞につながることは言うまでもありません。共産党議員団は市民生活を守ることを優先に、今後も投資的経費の増大に、チェックする姿勢で臨んでいきたいと思います。

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