「豊洲市場、専門家会議の審議終了・・見解出そろう」(読売インターネットニュース)
今朝(12日)は西武線多磨駅であいさつ、午前中、市議会本会議、午後打ち合わせ、夕方宣伝を予定。
さて東京都議選の重大争点である、中央区築地の卸売市場の豊洲移転問題。共産党は豊洲移転中止と築地再整備を訴えていますが、読売新聞インターネットニュース(12日午後)では、東京都の専門家会議の動向を伝えています。それによると「東京・築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策を検証する都の専門家会議(座長=平田健正・放送大学和歌山学習センター所長)は11日、総工費60億~120億円の追加安全対策を盛り込んだ提言をまとめた。同会議の審議はこれで終了し、近く都へ報告書を提出する。豊洲市場に関する外部有識者の見解が出そろい、小池百合子知事が都議選(7月2日投開票)前にも出す判断が注目される。専門家会議では、豊洲市場の建物下に盛り土がなく空間になっていたことや、地下水モニタリング(継続監視)調査で、環境基準を上回る有害物質が検出されたことを受け、安全対策を検討してきた。提言には、地下水内の水銀などの気化を抑えるため、地下空間の底面に特殊なシートやコンクリートを敷設することや、汚染された地下水を排出する地下水管理システムの強化などが盛り込まれた」と伝えています。
予断を許さないこの豊洲市場移転問題、豊洲移転派の猛烈な巻きかえしも、はじまっています。私は小池知事が都民の食の安全を守るという立場から、豊洲移転中止と築地再整備の決断を強く求めますが、いずれの判断になろうとも、共産党が首尾一貫して主張してきた、豊洲移転中止と築地再整備の世論を広げ、豊洲市場移転を中止に追い込むために、都議選をたたかう決意です。