府中市 自衛隊出身者(元自衛官)の求人、求職、再就職の斡旋を・・自衛隊援護協会について

規律正しさ、実行力、忍耐力などの長所がある、厳しい任務の中で多様な能力や人間性を育んできている、自衛隊で培ったコミュニケーション能力や体力などが評価される
また「自衛隊援護協会」について同協会のHPでは、「自衛隊援護協会は、国の許可を受けて主に退職自衛官の再就職に関する援護業務を実施する非営利型法人です。防衛省および自衛隊には職業紹介の権限がないため、当協会が代わって再就職の斡旋を行っております」と紹介されています。
①事業内容・・退職予定自衛官および退職自衛官に対する無料職業紹介、退職予定自衛官に対する就職援護支援受託事業、自衛隊員および家族に対する職業訓練の支援事業、就職援護を支援する図書、教材の発行事業、その他この法人の目的を達成するために必要な事業
②設立目的・・退職予定自衛官および退職自衛官の再就職に関する援護業務を実施するとともに、防衛行政の効率的な推進に貢献し、もってわが国の防衛基盤の育成強化に寄与することを目的とする。
※自衛隊協会連絡先・・電話03-5227-5400(新宿区)
★地域公共交通の運転手不足する事態に対応
昨年の4月のニュースですが、青森県の弘前市が、バスやタクシーの運転手不足が深刻しているほか、「2024年問題」への対応などでバス会社は路線バスの減便などを余儀なくされているとして、「弘前市ではこうした状況の改善につなげようと退職する自衛官に再就職先として公共交通の運転手を選んでもらおうと自衛隊青森地方協力本部と今月連携協定を結ぶこととなった」とあります。
★自衛官は業務上、大型免許資格を持っていることを活かす
同ニュースでも報じていますが、自衛官の多くが業務で必要な大型免許を持っていて、「旅客用のバスなどを運転するための免許の取得に有利なことや定年の時期も多くの場合、50代と民間企業よりも早いことなどから公共交通を担う事業者の中には応募を期待する声がある」と報じています。弘前市では「今後、自衛隊とバスやタクシー会社などとの仲介役を担うということで、この連携を活用して、来月以降、再就職を希望する自衛官向けのインターンシップや職業説明会などが行う」としています。
★自衛隊も自治体もマッチングする課題
同ニュースでは、自衛隊青森地方協力本部弘前地区援護センターの石山貴宏センター長の話として「再就職の職業選択の幅が広がりありがたい。協定をきっかけに地域貢献できる隊員が増えればいいと思う」と話しています。
私もこうした施策について、ぜひ府中市でも検討できないものか、議会で質疑要望などしたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)
※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp 電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202