府中二小(府中第二小学校)の児童増加問題(2017年5月14日9
府中市議会議員の ゆうきりょう です。人口が微増している府中市(現在25万6千人弱)、地域によっては小学校の児童数が増えることにより、教室の確保が困難になっている学校があります。代表的な学校として、府中第二小学校(緑町1丁目)があげられます。議会でも複数の議員が質疑をしていますが、市の教育委員会の対応は、特別に財政措置をしてプレハブ校舎などを建設するなどして、教室数を積極的に確保しようという考えは、今のところないようです。
現場の教員の方に伺うと、今年度は児童数が1000人を超えたとのこと。昨年1年生の学級数は6クラスだった(1クラス30人程度)のが、2年生に進級した今年は5クラス(1クラス37人程度)になってしまったとのこと。理由は児童数が減少したからではなく、教室数の確保ができないことを理由としているそうです。学校側は「文科省は40人学級を基準としている」、「1クラスの児童数が増えた代りに教員を1名加配する」との理由で、クラス減を「正当化」しているとのことですが、現場の教員や児童からは当然、不満の声もでているそうです。
市教育委員会は、児童数が増える学校の教室確保策については、将来市の子どもの数が減少に向かうことを理由に、特別な財政措置をして教室数を積極的に確保することについては、後ろ向きな姿勢です。私もこの点、ぜひ現場の声を聞いて、ぜひ一度、議会でも取り上げたいと考えています。