24 11月

府中市 学校統廃合 廃校した学校を新たな交流拠点として再利用を・・世田谷区、江戸川区の取り組み(朝日新聞)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

先日の朝日新聞多摩版に都内の世田谷区と江戸川区が学校の統廃合により廃校になった学校跡地の再利用に取り組んでいるとの記事があります。

★オフィスやコワーキングスペース、文化芸術、スポーツ振興の場所として活用

記事によると世田谷区では「廃校になった旧池尻中学校を再利用した施設「HOME/WORK  VILLAGE」の概要を発表。かっての校舎や体育館内にオフィスやコワーキングスペース(共同で仕事をする場)、飲食店が入る」「来春完成予定で、すでに民間企業などから100件超の問い合わせがあり、入居にむけて相談を進めている」とする一方、「区は校庭のおよそ7割を児童が引き続き利用できるようにする」としています。

また江戸川区でも同様の取り組みがあり、「約3250万円かけ、文化芸術やスポーツ振興の場所を来年4月に開設予定」で、昨年末に閉校した区立第二松江小学校を、文化スポーツプラザとして活用、「学校のクラブ活動や区民の文化スポーツ活動、障碍者スポーツ活動の拠点にする考え」だそうです。

★人口減少により各地で増える学校統廃合、政府も民間企業とのマッチングを後押し

またこの記事にもありますが、少子化により各地で廃校が増えるなか、「政府は再利用を後押ししている」というものです。「背景にあるのは自治体の負担への懸念で、再利用が進まないまま、施設が残ると、自治体は管理費を負担し続けることになり、再利用できれば、こうした負担が減る」「また再利用する側にとっては、建設費などの初期費用を抑えられるメリットもある」とのことです。

★廃校になった小学校を吉本興業が活用するケースも

記事によると文科省では「今年10月に、廃校となった施設を民間企業が活用した事例を紹介、自治体と企業のマッチングを促す『廃校活用推進イベント』を開催」したとのことです。また記事では「統合校や私立校など、別の形態の学校として活用されるケースが約4千件で最多、民間企業などの施設が947件、老人福祉施設が225件など、教育目的以外で再利用される事例がある」としたり、ユニークな例では「新宿区の旧四谷第5小の校舎を吉本興業が東京本部にしたりする」ケースもあるそうです。

府中市においても学校施設老朽化対策特別委員会において、市内公立小中学校の一部統合案が検討されており、こうした各地の事例を適用できるのではないでしょうか。民間企業のマッチングという点でも、府中市は東京の真ん中という立地条件から、様々な案があると思います。ぜひこうした課題について、今後も注視していき、市に提案もしたいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

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