13 5月

「教員の時間外 上限規制 ネット署名2万人超」(東京新聞社会面)

今日(13日)の東京新聞社会面に、学校教員に時間外労働の上限規制を設けるよう、政府に要望するネット署名が短期間で2万人超集計されたとの記事があります。記事では「樋口修資(ひぐち のぶもと)・明星大学教授が『教員の働き方を問い直さなくて、学びの質は向上できない。学校現場の実態を広く知ってもらい、国民的議論を起こしたい』と呼びかけた」とあります。また記事には、小学校教員だった妻が勤務中に倒れ、昨年2月に亡くなられた教員という方の御主人が同席し、教員の勤務実態の改善を訴えられています。そこでは「妻は子どもの基礎をつくる仕事だと取り組んでいたが、家では疲れた様子だった。増える仕事に対応できるよう教員定数も増やしてほしい」と記事にはあります。

私も先日、府中市内で今年の3月まで教員をされていた方の話を伺いに行きましたが、昔と比べて現場の教員がやる事柄が、広範囲に多くなりすぎていることがわかりました。その方が最後に指摘されたのは、「30人学級を導入することが、求められている。そうすれば、なにより教員数を増やすことにつながるし、児童に対しても、より丁寧でゆきとどいた教育ができる」と言われていました。また昨日の朝日新聞にはオピニオン欄で「忙しすぎる先生」というタイトルで、複数の有識者の方がコメントをよせています。ぜひこの問題、私も議会の一般質問でも取り上げたいと考えています。

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