15 6月

府中市 GIGAスクール構想 小中学校へのタブレット端末 デジタル配備・・全国の小中学校の8割で通信環境が不備

府中市議会議員(改革保守系無所属、3期目)の ゆうきりょう です。

★GIGAスクール構想が先行し、学校現場の実態が追いついていない状況

先日の読売新聞の社説で、全国の公立小中高校のうち、文科省が推奨するインターネットの通信速度を満たしていない学校が、全体の8割に上っているとの記事がありました。「学校の規模が大きいほど、通信環境が悪くなる傾向」とのことです。

社説によると「自治体の3割が『クラスで一斉にオンライン教材などを利用する際、一部が接続できない状況が発生する』」とあります。この社説でものべていますが、政府は2019年から全国の小中全員にタブレット端末を1台くばる「GIGAスクール」を推進してきましたが、「端末を使うには、安定した通信環境の確保が大前提となるのに整備が追いついていない」「こうした事態が起きているのは、自治体や学校が、児童生徒数や、授業でどのように、またどの程度ネットを活用するか十分想定せずに、回線契約を結んでいることが要因だろう」と分析、予算も不足している事態も指摘しています。

★紙の教科書も併用しながらの活用を

同社説では今後、国からの支援体制の拡充や、教育デジタル活用のあり方についても問題提起し、「教科書は『紙』を基本としながら、デジタルは、動画や音声も使って学べる補助教材としての利点も活かした活用が望ましい」とし、政府が推進してきたGIGAスクール構想の方針の練り直しも主張しています。

恐らくこうした事態は、府中市内の学校においても同様な傾向と思われます。通信速度が不備なために、児童、生徒たちの学習にも支障がでていると思われます。根本的には国の責任ですが、自治体としても可能な限りの支援体制を望みたいものです。一度、この課題についても、議会で質疑などしたいと思います。

★小中学校におけるリモート授業(gigaスクール)の拡充について(保護者からの要望)

市民のみなさんから来年度の予算要望へのご意見のなかから、学校のオンライン通信、タブレット端末のあつかいなどに関するご要望、ご意見をいただきましたので、以下紹介させていただきます。(匿名希望)

~せっかくノートパソコンが各児童のみなさんに貸与されたにも関わらず、意味を成さない運用の仕方をしているように感じられますので、これを是正してほしいものです。また一部の家庭より無線LANの環境が整っていないという意見もあるようですが、必要なものであるので用意して欲しいとの立場を明確にすべきではないかとも思います。各市町村で対応にバラツキが出ている事自体も課題ではないでしょうか。(保護者の要望より)

~府中市の教育委員会では、通信環境のない家庭には、モバイルルーターの貸出しをしているそうです~

②タブレット端末がいじめの温床にならないように

タブレットの扱いは問題があります。私の子どもの担任は始めてタブレットを配ったときに『クラス内でお互いをカメラで取り合おう』と指示をしたが、息子の弱点をとった生徒がいて、息子は泣いて帰ってきました。先生が生徒同士のトラブルを引き起こす原因にもなりかねません。(保護者の声より)

~町田市ではタブレットでの書き込みによる児童へのいじめが発覚、女子児童の尊い命が失われました。府中市でもタブレット端末の扱いについては、様々注意する必要があります。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレスyuki4551@ozzio.jp 携帯 090-4136-7642(電話に出られない場合がありますので、その際は留守電にコメントをお願いいたします)

pocketlinehatebuimagegalleryaudiovideocategorytagchatquotegoogleplusfacebookinstagramtwitterrsssearchenvelopeheartstaruserclosesearch-plushomeclockupdateeditshare-squarechevron-leftchevron-rightleafexclamation-trianglecalendarcommentthumb-tacklinknaviconasideangle-double-upangle-double-downangle-upangle-downstar-halfstatus