03 4月

(府中市 スクールロイヤー)文科省が全国の教育委員会に、スクールロイヤー(教育法務相談員)の配置を通出

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★一部の保護者からの過度な要求で学校側、教員への圧力に対抗する手段として弁護士を配置

先日の読売新聞に、文科省が全国の教育委員会にむけて、教員の負担軽減を図るために、法的な見地から学校に助言する弁護士「スクールロイヤー」の活用を求める通知を発出したとの記事があります。記事では「必要に応じて学校側に代理人として保護者との交渉にあたるよう促した」とのことです。

記事では「保護者との面談への同席」「代理人業務」を強調しているとあります。「一部の学校では、保護者が過度な要求を繰り返したり、学校や教員らに対して危害を与えることを告知したりするケースがみられる」とし、「このような場合において、通知ではスクールロイヤーが学校側の代理人として保護者と直接やりとりできるよう、各教育委員会に法務相談体制の整備を促した」とのことです。

★青梅市教育委員会がいじめ対策などで、スクールロイヤーを配置

すでに東京の自治体でもスクールロイヤーを配置する動きがあり、昨年4月の読売新聞多摩版に、青梅市が学校でのいじめ対策として、学校側からのいじめの相談を受けて第三者的立場から調査、助言する弁護士「教育法務相談員」を、市の教育委員会に配置するとしています。

この記事によると「いじめのほか、学校で起きた事故、保護者とのトラブル、教員の指導上の問題などについて、法律家の立場から助言し、早期解決を図るのが目的」とし、「こうした問題に関する教職員などへの研修も担当する」としています。なお弁護士は週3日勤務、非常勤講師で任期は24年3月末までだそうです。

私も以前、一般質問でいじめ対策について取り上げた際、いじめの学校教育において、法律家の授業を取り入れている自治体の例を紹介し、教育委員会にも質疑で提案したことがあります。今回の青梅市のケースでは、いじめ問題だけでなく、学校生活に関わる広範な課題について弁護士の協力を得るという点で、注目されます。コロナ禍を経て児童、生徒に関わる様々な課題が増えている今日ですので、ぜひ府中市教育委員会にも提案したいと思います。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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