09 3月

(府中市武蔵台小学校、府中第七小学校)府中市立武蔵台小学校と府中第七小学校の統合案について(府中市学校規模適正化にむけた答申)

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。先日の府中市議会、学校施設老朽化対策特別委員会では、児童生徒数の極端に多い学校と少ない学校について、その適正規模化を図るための具体的な提案がなされました。なかでも児童数が222人という、小規模人数の小学校の対策について、府中七小との統合案が現実的とした報告が公表されたので、以下、お知らせいたします。

★小学生の通勤距離の目安は2キロメートル

(武蔵台小と府中七小の)統合を実施する場合、統合後の学校規模は19学級から20学級と予測され、標準規模の範囲になることが見込まれます。通学距離について、統合校の設置場所は現在の七小の敷地、現在の武蔵台小の敷地が考えらえます。いずれの場合も、もう一方の学校の末端からの通学距離は2キロメートルを超えない見込みであるため、府中市の小学校の通学距離の目安である2キロメートルを超えない範囲での通学が可能であると想定されます。

★通学距離が遠くなる児童に限り、学校選択制の利用を提案

ただし、統合を実施する場合、通学距離が長くなる児童の発生を避けることはできません。とくに低学年の児童の通学の負担や、学区の外側の児童の通学の負担は課題となります。そのため十分なケアを考えたうえでの統合を目指さなくてはなりません。

通学の負担に対するケアとして、統合と他の対応策をセットで行うことがあげられます。統合後の学校よりも府中九小や本宿小の方がより近いという地域では、通学区域の見直しを行うことが考えられます。通学区域の見直しが難しい場合、少なくとも統合にともなって、通学距離が長くなる地域に限っては学校選択制を利用できるようにして、より近い学校へ通学するための余地を残す配慮は必要と考えます。また、通学の負担が少しでも軽くなるよう、統合校を設置する場所も慎重な検討が求められます。武蔵台小は府中七中に隣接し、七中の隣には武蔵台文化センターのほか、隣接して少年野球場や武蔵台プール跡地、テニスコートがあります。その土地、スペースをとるこもと可能ではないかと考えられます。

★学校統合の意義を正しく理解してもらうために、統合メリットを地域住民へ啓発する

統合の意義の正しい理解を促すために、統合によって教育環境がプラスになる面を周知していくことが必要だと考えます。統合することで、標準規模の学校となれば、自づにより多くの人たちと接する機会を与えられる、グループ別の学習など多様な学習形態を展開できるなど、子どもたちの学びの形態が変わっていくことが考えられます。また統合により学級数が増えると、教職員の配置数が増えるため、校務や対外的な業務の分担が可能となり教職員の負担軽減が図られるなどのメリットが期待されます。そのような教育環境が向上していく、前向きなイメージを地域の方々とも共有していくことが必要です。(以上、府中市教育委員会学校規模適正化検討委員会資料より)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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