(府中市多磨駅前 三井不動産)府中市朝日町の大規模商業施設について・・事業主体がイトーヨーカドーから三井不動産へ(府中市議会基地跡地等特別委員会)
府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。本日(3月5日)、府中市議会にて基地跡地等特別委員会が開催され、西武多摩川線の多磨駅東側の都市整備用地(朝日町)に建設、開業が予定されていたイトーヨーカドー主体の大規模商業施設について、その主体が同社から三井不動産が事業主体となることについて、市から正式な報告がありました。
1,主な施設概要について
①大規模開発事業者・・三井不動産販売㈱、
②土地利用構想の概要・・主な土地利用目的は物販店舗など、土地利用については、府中市まちづくり条例、府中市景観条例にもとづき建設を予定
③施設の概要
※施設の北部部分(業務・商業ゾーン)●敷地面積 38.684.77m2、●建築面積 24,193,00m2、●延べ床面積 116,723.00m2、●建築物の高さ 25.00m、●構造階数 鉄骨構造一部鉄筋コンクリート構造、地上5階、●施設の用途・・物販店舗、飲食店、駐車場など
※施設の南部部分(沿道ゾーン) ●敷地面積 1.061.74m2、●建築面積 3.00m2 ●延べ床面積 3.00m2 ●建築物の高さ 2,70m2、●構造階数 鉄骨構造(駐車場ゲート屋根)、●施設の用途・・駐車場
④事業完了(開業)予定・・日 令和11年4月30日を予定
⑤住民説明会。。3月24日(日)、25日(月)、 開催場所は味の素スタジアム1Fインタビュールームにて開催、なお開催案内については、三井不動産が開業予定地から半径800メートル範囲内でチラシを個別配布予定とのこと。
★イトーヨーカドーの経営困難な状況から事業主体を譲渡
この府中市からの報告をうけて出席委員からは、いくつかの質疑、要望がなされ、同委員会の委員である西宮議員(市民フォーラム)から、いくつかの質疑がされました。それに対する市の答弁は以下の通りです。
①事業主体がイトーヨーカドーから三井不動産に変わった経緯について教えてほしい
・府中市の答弁 ⇒「 昨年末にイトーヨーカドー側から府中市に対し、『事業主体を三井不動産に移したい』との話があった」、「主な理由については、『イトーヨーカドーは現状、グループ再編、企業環境の悪化などにより大型開発は難しいと判断した』とのこと」、同時にイトーヨーカドー側からは「しかしながら地域住民の方と約束した商業施設について、三井不動産にお願いをした」とのことです
②商業施設の北側付近にある、人見街道の狭小道路幅の課題について、協議をするべき
・府中市答弁 ⇒ 同施設が開業する際には、施設の北側、人見街道の狭さが課題となる。この課題については土地利用審議会で三井不動産側と協議する。その後、事業者側がどの段階でで警察と協議するか、そのタイミングをみて行うことになるだろう。また三井不動産側が東京都に開発計画を提出する前段階で、市側と協議することになると思う。また同商業施設については、東・西・南の三方向は道路幅が広い面積なので、車についてはそちら方向から誘導する形になるだろう。
③イトーヨーカドーは商業施設内に入るのか
府中市答弁⇒同商業予定施設について、イトーヨーカドー側は、「テナントとして出店することを、前向きに検討している」とのこと。また今後については、令和8年から9年中旬ごろの間で、同土地における埋蔵文化財の発掘調査を行う予定。この発掘調査の結果次第では、計画が伸びる可能性もあります。
④住民説明会の開催について、味の素スタジアムでの開催だけでなく、「多磨町、朝日町の住民向けの説明会を開催してほしい」
府中市答弁⇒「先日の『広報ふちゅう』で、住民向けの意見集約を図っている」(※注1)
また杉村委員(自由クラブ)、西村委員(公明府中)からは「食品店舗の開業を要望」がされました。
※注1 西武線多磨駅前、朝日町の大規模開発事業について、同構想の縦覧については、府中市役所第二庁舎7階、都市整備部計画課で開催・・縦覧期間は3月8日(金)から29日(金)まで(住所 寿町1-5,電話042-335-4412)、ご意見のある方は、4月5日(金)まで(必着)に、意見書を府中市計画課(〒183-0056、寿町1-5)へお寄せください。
※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp