27 11月

(府中市)府中市内に新たにフリースクールが1校開設へ・・全体的に高額なフリースクールへの月会費、自治体に助成措置求める声

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★府中市内に「研進学院」が新たにフリースクールを開設へ

インターネットヤフーニュースにて、府中市内に新たなフリースクールが開校されるという情報がありましたのでお知らせします。ニュースによると、「なび合同会社は、小中学生の不登校児童生徒を対象にした学び場「まなび フリースペース」を11月26日に開校した。場所は、東京都府中市の学習塾「研進学院」で、府中市のフリースクール「NPO法人フリースクール多摩川」を連携校とし、まなびナビ合同会社が運営を担当する」。「まなび フリースペースは、不登校児童生徒を対象としているが、不登校傾向(学校を休みがち等)でも利用可能。主に学習や受験に関する支援を行う」「特に高校受験に対する支援に注力をしており、全日制高校だけではなく、定時制や通信制を視野に入れた進路指導を提供する。ひとりひとりに最適な進路を提案し、その実現に向けてのサポートを行う」とし、当面は、日曜日に開校するとのことです。

★高額なフリースクールの月会費で加入を諦めざるえない子どもたちも多数

現在、私の知るところ府中市内にあるフリースクールは1校であり、今日ニーズが高いこともあり、歓迎すべきことです。一方でフリースクールは費用が高いことでも知られています。先日の読売新聞でもこの点が指摘されており、同記事ではNPO法人「フリースクール全国ネットワーク」の調査によると、「運営代表に月会費を聞いたところ、『3万円以下』が7割を占め」「スクールの28.8%が低所得世帯向けに会費を減免していた」とし、「それでも負担を感じる世帯は多いともられ、運営代表の57.6%が『経済的な理由から入会を諦めた子どもがいた』と回答。『経済的な理由で退会した子もいた』が40%に上がった」そうです。

また同NPOでは「保護者に月会費について聞いたところ、回答した284人が『高いが負担は仕方がない』が38%、『できれば安くしてほしい』が25%と、6割近くが負担を感じていた」とのことです。また「自治体に求めるフリースクールへの支援策では、『スクールにお金をだしてほしい』が83%あった」とあります。

この記事によると東京都教育委員会が22年度に行ったフリースクール利用者調査によると「主に都内にあるスクールの月会費は約45000円」とのことです。ちなみに東京都は運営事業者に1人あたり月2万円を補助しています。

★多様な学びの保証の選択肢をさらに広げる施策と支援策を

文科省は不登校の子どもたちのめに、フリースクールをはじめとする、多様な学びを奨励していますが、高額な月会費のためにこうしたスクールへの学びを諦めざるえない児童生徒が多数います。私はその意味で、多様な学びの保証の選択肢をさらに広げる施策と支援策を求めたいものです。例えば民間の学習塾なども不登校の子どもたちの「受け皿」になる必要があると思っています。今後はさらに、国、自治体が具体的な財政支援策をする状況になると思われます。公立小中学校と民間との連携をさらに加速させる必要がありそうです。(府中市議 ゆうきりょう)

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