28 10月

(府中市)府中市の公立中学校における部活動の地域移行、外部指導員による指導への移行はどうなっているのか

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

東京都は2025年度までに都内すべての中学校において、部活動の指導を地域移行、外部指導員への移行を方針化しています。そこで府中市内の公立中学校における、その状況はどうなっているのか。今年の府中市議会の第1回定例会(3月)において、備邦彦議員(自由クラブ)がこの課題について質疑をされているので以下、府中市教育委員会の答弁を紹介します。

1,府中市の中学校の部活動における、外部指導員の配置状況、謝礼などの実情についてどうなっているのか

①教育委員会では、市立中学校における部活動の振興と充実を図るため、部活動の指導を行う外部指導員を学校長の裁量により各校に配置している。配置に必要な部活動や時間数は各校で異なり、外部指導員として活動していただく人材については各校で確保しているが、現在、市内の中学校全校に外部指導員が配置されている。

②外部指導員は運動系と文化系を問わず、平日か土日かも問わず広く配置されており、令和4年度の4月から12月末までの9か月間で、28種目の部活動で延べ3,598人の配置実績となっている。

③外部指導員への謝礼については、府中市立中学校における部活動に関する要綱で謝礼について定めており、金額は1時間当たり1,500円、1日の限度額は3,000円で、外部指導員によっては、謝礼を辞退される方もいる。

2,外部指導員の今後の地域移行へのプロセスはどうなっているのか

①部活動の地域移行などについて、部活動の当事者である生徒及び、その保護者の理解を得ることが最も重要であると認識している。まずは部活動の地域移行等についての理解を深める取組を進めたいと考えており、令和5年度当初予算案においても広報活動に要する費用等を計上している。

②府中市においてはすでに関係各課によるプロジェクトチームを立ち上げ、具体的な検討を進めているので今後、市が有する様々な社会資源の活用や関係団体との連携を進めることなど、市の実情に即した取組を推進するで、部活動の段階的な地域移行等を進めていきたい。

3,今後、民間団体などとの連携についてどう考えているのか

①外部指導員については各学校が必要な人材を確保している。その人材の確保に当たっては、団体を通じて要請することが条件となっているわけではないが、外部指導員の中には、府中市体育協会に加盟している各競技団体や民間団体等に所属している方もいるので、増員や交代が必要な場合に、学校側から所属団体に連絡をして紹介してもらう場合もある。

②合同で行われる場合の外部指導員への謝礼ですが、複数校の生徒を対象として指導した場合でも、単独校を指導した場合と同様に、1時間当たり1,500円、1日に3,000円を限度としてお支払いしています。

③令和5年度に行う予定の広報活動については、ジュニアスポーツ団体を対象とした説明会や講演会、広く市民を対象としたシンポジウム等の開催などを想定しているが、単に広報活動をするのみではなく、関係者とともに議論しながら広報活動を行っていくことで、部活動地域移行、地域連携に向けた環境整備を図っていきたい。(以上、教育委員会の市議会における答弁より)

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