(府中市)不登校児童生徒の居場所について「いたい場所なら こどもの居場所」 こども家庭審議会が指針素案作成
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
★遊び、体験活動、オンライン空間も子どもの居場所にできる
先日の朝日新聞に政府の「こども家庭審議会」が「こどもの居場所づくりに関する指針」の素案について報じ、「遊びや体験活動、オンライン空間も定義に含める」と報じています。
記事によると同審議会の部会では「不登校の児童生徒、子どもの自殺者などが増加傾向にある一方、地域とのつながりが希薄化するなど、居場所の必要性が指摘された」とし、「居場所がないことは『孤独、孤立の問題と深く関係する』」「場所、時間、人との関係性すべてが居場所と感じるかは、本人の主体性に委ねられる」とするとあります。
また具体的な居場所としては「学校のほか、塾や習い事、児童館、子ども食堂なども例示」そのうえで「オンラインの居場所は、特別なニーズを持つ子ども、若者や地域性を忌避する傾向のあるこども、若者などにとって、初めの一歩としてつながりやすい」と、その有用性を指摘しています。今後については、子どもらの意見を踏まえ答申をまとめ、年内にも閣議決定をする予定とのことです。
★府中市教育委員会も都教委にバーチャル・ラーニング・プラットフォームには申請中
子どもの居場所については、近年、保護者の方からは柔軟性を求める声が増えており、なかでもメタバース空間を活用しての学校への参加を希望されるニーズが増えています。府中市教育委員会においても先日の議会での答弁において、「不登校の児童・生徒への支援というのは、必要な支援が受けられるよう、重層的な支援体制をしていくということが必要であるという認識の下から、現在、東京都教育委員会に、教育委員会としてやっていくものとして、バーチャル・ラーニング・プラットフォームには申請をしているところになります」との答弁もありました。
またこの審議会素案にありますが、とくに民間の学習塾との連携も多いにやるべきと思います。大事なことは幼少期において、人とのコミュニケーション能力を育むことが重要で、民間の塾で勉強するなかで、様々な知的好奇心も育まれる可能性もあり、今後は様々なこどもの居場所づくりの可能性を探るべきではないでしょうか。ぜひこの答申をうけて、今後国からの政策が具体的に法案化された際、議会でも取り上げたいと思います。 検索⇒ゆうきりょう
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