(府中市)府中市内の保育園、幼稚園児の「ヒヤリ・ハット」対策を求めたい
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
先日の読売新聞に、政府は全国の保育園、幼稚園で起きた子どもの命の危険につながりかねない「ヒヤリ・ハット事案」について、計100件をまとめた事例集を初めて作成したとあります。「現場で情報を共有することで、重大事故の未然防止につなげるのが狙い」としています。
★職員が園児を公園に「置き去り」にして帰園してしまったケースも
記事では「発生場所ごとに分類、園内(室内)39件、室外29件、園外25件、送迎バス7件」の事例を紹介、なかでも一番多かったのが園内からの「抜けだし」で、「昨年9月には3歳の男児がフェンスのレバーを外し、開いた隙間から道路に飛び出したケースがあった」そうです。
また園外では「置き去りが目立った」とし「職員が公園で子どもの人数確認をせずに保育園に戻り、2歳の園児が取り残され、泣いているところを近所の人が保護して、園まで送り届けてくれたが、それまで置き去りに気づいていなかった」との事例もあるそうです。他にもこうした現実の事例が掲載されているそうですが、「こうしたヒヤリ・ハット事案は、自治体に報告する義務がなく、注意点や改善策の共有が進んでいなかった」とのことです。
なおこの事例集については、子ども家庭庁のHPで公開、研修などでも活用してもらうことを想定しているそうで、「子どもの安全について考える機会にしてほしい」(同庁の担当者)としています。
恐らく府中市内の保育園、幼稚園でも報告がされていないだけで、こうした「ヒヤリ・ハット」は間違いなく発生しているはずです。とくに保育士さんが現状、かなりきつい労働環境に置かれていることを考えると、この事例にあるような実態が起こっていても不思議ではありません。ぜひこの問題について、9月議会の決算委員会でも質疑をしたと思います。
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