(府中市)学校施設老朽化、築40年超の校舎壁材 各地で落下相次ぐ(朝日新聞)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
先日の朝日新聞に学校施設でモルタルなどの壁材が落下する事故が全国で相次いでいるとのニュースを報じています。なかには下校中の児童に破片があたり、骨折する事故も発生したとあります。とくに築40年以上の校舎はどこもこうした危険性を抱えているとしています。
★校舎のモルタル片が落下、児童を直撃
この記事では北九州市の公立小学校の事故を取り上げ、「高さ約14メートルの校舎4階部分の軒からモルタル片が落下、下校中の児童5人の頭、手足にあたり、児童が怪我をした」とのことです。また数日後には別の公立中2校でもこうした事故が発生、この3校舎はいずれも40年以上だったそうです。
こうした事故が昨年来、全国各地で発生、「文科省調査では全国の公立小中学校の施設で21年度、軒裏からモルタル片などが落下した事例は1211件発生、外壁からの落下を含むと、さらに増える」としています。こうした事故が発生する校舎は70年代以降、第二次ベビーブームの時期に建てられた校舎で、老朽化が顕著になっています。一方で国の助成措置はあるものの、日常的な修繕は自治体が負担することとなり、「修繕に回る予算が足りない状況が起こりうる」と記事にあります。
★府中市の校舎は大丈夫か
府中市においては今後数十年かけてこうした築40年~50年以上の学校校舎を順次建て替える方針で、現在も計画を進め、すでに府中第8小学校、第一中学校は全面建て替えが完了しています。しかしながら、順次建て替える方針でその際中にもこの記事にあるような事故が発生する可能性は十分にあることから、当面の修繕も必要な学校が複数あると思われます。この課題について、ぜひ9月の市議会決算委員会でも取り上げたいと思います。
※府中市の学校校舎の状況一覧→ shisetsugaiyou
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