(府中市)府中市役所の新しい庁舎「おもや」が今日(8月14日)からスタート・・府中市も全庁にチャットGTP導入を検討してはどうか
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
今日、8月14日(月)から府中市役所が新しい庁舎となり、「おもや」の開庁がスタートしました。これにともない市の行政サービス業務はこの新庁舎での開始となります(一部業務はこれまでの第二庁舎で実施)。
★東大和市が多摩地域で初のAI機能、チャットGTPを導入へ
さて先日の東京新聞に東大和市が多摩地域で初めて対話型の人口知能(AI)の「チャットGTP」を全庁的な業務で試験導入をスタートしたとのことです。記事では「全職員の端末から利用可能で、プレスリリースや議会答弁の文章作成、イベント企画の立案などに活用」し、3ヶ月間の試験期間を経て、今後本格導入する予定とのことです。この記事によると、試験導入したシステムでは「職員が入力した質問、命令は契約業者のサーバーを通じてオープンAIのサーバーに送信され、オープンAIは不特定多数が利用でき、蓄積された情報を基に回答を作成。回答は再び業者のサーバーを通じて職員に送られる」とのことです。
★チャットGTPの回答の確認、情報漏洩対策については
また情報漏洩が懸念される点については「採用したシステムでは、オープンAIのサーバーには会話データーが保存されない仕組みになっている」とのことです。一方で質問に対して誤った回答が返ってくる可能性もあるとのことで、市の担当者は「文章をそのまま使うことは想定しておらず、あくまでも参考にする」としています。また対外的に公表する文章で用いる場合は、管理職が事実関係を確認することでミスを防ぐ対応もするそうです。
すでに都内では江戸川区でチャットGTPが導入されているそうですが、今後、全国的にも進むのではないでしょうか。府中市においても業務においてもAIの活用は進展していくと思われますが、ぜひ東大和市の経験を生かしてみてはどうかと思います。職員の方々にとっては業務の大幅な縮小も進み、職員人員の「合理化」と適正配置にも効果を発揮するのではないでしょうか。ぜひ一度、市に提案したいと思います。
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