府中市でも夏休み中の放課後児童クラブ(学童クラブ)でも、昼食提供を・・多摩地域でも広がる弁当配送、給食提供
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
今朝(8月1日)の朝日新聞多摩版に都内や多摩地域で夏休み中の学童クラブ(放課後児童クラブ)において、昼食提供が広がっていることが掲載されています。
★弁当1つから注文可能(港区)
「働く親の負担が大きい。都内では新たな負担軽減策が始まる一方、地域格差や学童格差が広がる事態になっている」実態が報告されています。記事のなかでは都内の港区がこの夏からスタートした学童への弁当配送サービスが紹介され、「希望する保護者は専用サイトから注文を決め、1食の代金520円をオンライン決算するだけ」「メニューは1日1種類で、現時点ではアレルギー対策はしてない」と、区が事業者と一括契約して配送料を支払うために、弁当1つからでも注文が可能だそうです。
また八王子市では「給食を提供」するとして、「今年は54施設で実施、調理は小学校の給食室や校外の給食センターを利用する」とあります。同市では希望制で1食250円、9割が給食を選んでいるそうです。保護者の方は「朝の30分が買えるなら安いもの、子どもも喜んでいるし、助かっています」。
★保護者会の協力で実施、保護者の負担も増える
また都内中央区の月島学童クラブでは、保護者会が主導し、長期休暇中の弁当配送を可能にする仕組みにしたとあります。「導入にあたり区や学童側では『配食間違いや注文忘れの対応が難しい』との指摘があったが、契約主体が保護者で、責任も各家庭にあることを明記したガイドラインを作ることで認めてもらった」一方で、保護者が昼食を手配する負担があり、働く親には大変、自治体にもっと協力してほしい」と苦労されているコメントもあります。同じく武蔵野市でも保護者会の責任で取り組むことが決まり、配食時には必ず保護者が立ち会うことが前提。市側は「学童の運営は安定した支援員の確保に苦慮している状態」で保護者の協力なしには、運営できない実態があるとしています。
この課題は私も複数回、議会で取り上げてきたのでぜひ9月議会でも質疑をしたいと思います。
★多摩地域の自治体でも昼食提供格差が
①夏休み中の昼食提供をしている自治体・・三鷹、小金井、国立、福生、東大和、羽村
②一部実施している自治体・・八王子、武蔵野、青梅、町田、小平、国分寺、清瀬、稲城、西東京
③実施していな自治体・・立川、府中、昭島、調布、日野、東村山、狛江、東久留米、武蔵村山、あきる野 ※多摩市は把握していない
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