(府中市)府中市内の保育、幼稚園の現場にも事故防止の事例集普及と徹底を・・政府が初の事故防止事例集を発行
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
今日(7月24日)の東京新聞に政府が全国の保育園、幼稚園で起きた子どもの置き去りなど、命の危険につながりかねない事例(ヒヤリ・ハット、計100件を収集、初の事例集を発行したとのことです。「通園バスによる送迎、散歩中などの発生状況や原因をケースごとに詳しく分析、保育現場で共有し、重大事故を未然に防ぐのが狙い」としています。
★事故の原因は職員の思い込みなど、背景に職員配置に余裕がない現場
記事では「事例集にはおおむね過去5年間に把握された計100件を掲載、発生場所の内訳は『送迎バス』7件、公園などの『円外』25件、『園内(室外)』29件、『園内(室内)』39件。具体的な内容は園内などからの『抜け出し』29件で最多。公園や教室での『置き去り』が21件、『見失い、行方不明』16件と続いた」とし「園外保育中の『飛び出し』、倉庫やトイレの『閉じ込め』、バスでの『降ろし忘れ』など。要因は職員の確認不足や思い込みのほか、散歩中に園児を見失ったケースでは『職員配置に余裕がなかった』との報告もあった」そうです。
★子どもの成長過程にヒヤリ・ハットは避けられないことが前提
この記事にありますが、「ヒヤリ・ハット」が発覚したケースでは、職員間での安全マニュアルが徹底されていなかったケースが多々あったとのことで、今後は政府の事例集を自治体に徹底させるとしています。このなかには「子どもは成長の過程でヒヤリ・ハットはどうしても避けられない側面がある」との指摘もある」「保育は危険と隣り合わせだという認識に立ち、事故の予防策をしっかりとる必要がある」とも記述されているとあります。
この政府が発行する事例集は府中市の保育、幼稚園にも周知されると思いますが、ぜひ府中市内の保育園や幼稚園においても、こうした事例の調査など行い、経験の蓄積と児童の安全確保ための施策に普及してほしいものです。ぜひこうした課題についても議会で質疑をしたいと思います。
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