(府中市)府中市でも孤独・孤立対策の具体化を・・政府が「孤独・孤立対策推進法」の成立をうけて自治体が具体化
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
今通常国会で政府は「孤独・孤立対策推進法」を上程、全会一致で法案が可決されました。これは、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年の自殺者が対前年より増えたことなどをうけて、法案化されました。すでに政府は21年2月に「孤独・孤立問題」担当大臣も新設してきました。また国会ではすでに国民民主党が法律案の提案をするなど、積極的に推進をされてきた経過があります。
★自治体に地域協議会を設置して、孤独・孤立対策を推進
先日の朝日新聞では「自治体に対して支援団体で構成する地域協議会を設置する努力義務を課す内容」で来年4月から施行されるとのことです。記事によると「政府は孤独に関する調査を実施、無作為で選んだ全国の16歳以上の2万人に昨年12月の状況を尋ねたところ、『しばしば、常に』『時々』『たまに』をあわせて『孤独であると感じた』と答えた人は計約40%で、初めて調査した前年の約36%から増えた」とのことです。
とくに年代別では30代が7.2%、20代が7.1%と多めの数値がでており、記事のなかで内閣官房担当者は「孤独や孤立の問題が社会に認識され始めている結果ではないか。20~30代の孤独感は前年の調査でも高く、特に支援に力をいれたい」と話しているそうです。
私も18年6月の定例会で孤独、孤立の問題を取り上げ、その際地域社会との連携を取り上げましたが、今回、国が法律化をしたことで自治体も基本計画を策定し、具体策を実施することになります。ぜひ9月議会でもこの課題について、取り上げたいと思います。
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