17 5月

(府中市)府中市の水道水はPFASの影響をうけている可能性があるのか?!・・市民団体が多摩7市の調査結果を公表(東京新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

昨日(5月16日)の東京新聞一面に「井戸取水停止の多摩7市住民 血中濃度 全国平均の3倍」「専門家 水道水 摂取強まる」との見出しで記事を報じています。

★府中市では7ヶ所の井戸を取水停止、水道水に影響を与えている可能性あり

この記事では、住民の血液検査を実施している市民団体が28市町村に住む551人分の検査結果を公表、「井戸の取水を停止した浄水施設がある国分寺や立川など7市の住民で血中のPFAS濃度が高い傾向にあり、専門家は『飲み水に使ってきた水道水が主な原因』とみている」とあります。

記事によると今回の調査で最もPFAS、PFOSの数値が高かったのが国分寺市の住民で平均値より約3.4倍高かったとあります。ちなみにPFASの影響で取水停止中の浄水施設の井戸数は、府中市には8個、国分寺市が7個など7市34ヶ所の井戸で取水停止しているそうです。

またこの記事のなかで今回の分析を担当した京都大の原田准教授は「PFASを水道水によって摂取していたとする仮説がより確かになった」「井戸の取水を停止したことで血中濃度が減っていくか中長期的に調べ続ける必要がある」と話しています。

今回の原因として考えられるのが、多摩地域にある横田基地で記事によると同基地では10~17年にPFASを含む大量の泡消火剤が土壌に漏出したことが判明しています。また国も全国的にPFAS問題で調査を行うことを決めています。私も今回の調査をうけて、市に対しても緊急要望などしたいと考えています。

★東京都がPFASに関する相談窓口

東京都では、都民の皆様に、国内等で現在明らかになっているPFAS【注】に関する情報をお伝えするため、以下のとおり電話相談窓口を設置することとしましたのでお知らせいたします。~

開設日・・令和5年5月1日(月曜日)午後1時00分、月曜日から金曜日(国民の祝日及び年末年始を除く) 午前9時00分から午後5時00分まで、電話・・03-5989-1772

★民間医療機関でも相談窓口を開設

「PFASについて社会医療法人社団『健生会』(東京都立川市)が運営する、『立川相互ふれあいクリニック』が4月以降、専門知識を持った医師による健康相談窓口『PFAS相談外来』を設置する。同会によると、全国初の取り組みで、松崎正人専務理事は「不安を抱く人に医療機関として腰を据えて対応していきたい」(東京新聞)としています。電話 042-524-1371

※ゆうきりょうのPFASに関係するブログ

府中市でもPFAS(有機フッ素化合物)の調査を求めたい・・国がPFAS対策を強化へ(朝日新聞、令和5年1月31日)

府中市議会で「水道水源井戸の有機フッ素化合物汚染の原因究明と汚染除去を求める意見書」が全会派一致で可決

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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