府中市議会で「市立小中学校の給食費無償化へ向けた検討求める」陳情が可決(府中市議会文教委員会、令和5年第1回定例会)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
府中市議会文教委員会(2月27日)で、「府中学校給食を考える市民の会」
(代表 佐 藤 真理子さん)から提出されていた「市立小・中学校の給食費無償化へ向けた検討を求める」が、全委員一致で可決され、本会議に上程されます(本会議は3月8日)。同陳情については以下の内容です。
〔陳情項目〕
1、学校給食費の無償化に向けた具体的な検討を求めます。
2 、国・東京都に学校給食費の無償化に向けた検討を要請するよう求めます。
〔陳情趣旨〕
昨今の新型コロナウイルス感染症や相次ぐ物価高騰などにより、市民生活・経済は大きな影響を受け、子どもたちを取り巻く環境も激しく変化しています。
こうした中、学校給食法に基づく、児童・生徒の心身の健全な発達を目指した安全でバランスの取れた食を子どもたちに提供する学校給食の役割は今後一層高まると同時に、家庭における経済的負担の軽減も必要になると考えます。全国でも給食費の無償化に取り組む地方自治体は増え、現在254に及ぶ自治体が実施しており、都内では既に葛飾区や北区が2023年度から完全無償化を決定。中央区や品川区をはじめ、検討に入っている特別区も多くあると伺っています。
府中市においても、食育の推進、保護者の経済的負担軽減、さらには子育て支援や少子化対策にも視野を広げ、学校給食費の無償化に向けた検討を具体的に進めるとともに、国や東京都へも給食費無償化に向けた検討を要請していただくようお願い申し上げます。(以上)
~この陳情が委員会で可決されたことにより、8日の本会議でも可決される見通しです。昨日のブログでも掲載しましたが、都内23区では学校給食無償化が大きな流れになっており、いずれ多摩地域の自治体にもその流れがおよぶものだと思います。こうした時期に、このタイミングで同陳情が府中市議会で可決される意義は、大変重要なものがあります。府中市は18歳までの医療費無償化実施についても真っ先に方針化しましたが、ぜひ学校給食無償化についても多摩地域で最初に実現となってほしいものです。
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