府中市議会で不登校児童生徒の課題「ギフテッド」の子どもへの対応について、一般質問で要望提案しました③(令和5年第1回定例会一般質問)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
私は令和5年府中市議会第1回定例会の一般質問で、不登校児童生徒に関して、保護者の方のお声をうけて質疑で要望提案しました。3回目の掲載です。
(1)文部科学省は昨年「ギフテッド」の子どもの英才教育をする学習の場の提供について、全国の自治体に提言しました。府中市においては、この国の方針をうけて今後具体化する考えについて伺います
★市の答弁⇒第4次特別支援教育推進計画において、すべての教職員が特定分野の特異な才能のある児童、生徒に対する指導の趣旨を理解することの重要性について示している。
★ゆうきりょう主張⇒ 先進的な世田谷区の施策を求めたい
以前不登校の児童で、「ギフテッド」と言われるお子さんがいらっしゃる保護者の方からお話を伺ったことがあります。また先日の読売新聞で世田谷区が、小中学校の一貫校を軸に「ギフテッド」のお子さんに学習の場を提供する方向で調整とのことで、新年度予算もつけているそうです。区内にある私立大学とも連携し、大学の教員や学生が指導をするとか、地域の劇団の芸術家のもとで学ぶ授業も取り入れる計画とあります。また指導内容には授業時間を柔軟に決める『不登校特例校』制度の活用も検討し、新年度中にも担当部署を発足、有識者らをまじえて具体的な教育内容を詰める予定だそうです。
ぜひ府中市においもて令和7年度に不登校特例校を開設しますが、世田谷区のようにぜひ「ギフテッド」の子どもの学習教育の場の提供について、積極的かつ具体的な施策の実施を要望するものです。こうした子どもたちが、他の人にはない特異な才能を伸ばし、開花させることは国や地域社会にとっても大変な財産です。ぜひ国の方針を具体化することを求めます。
(2)昨年6月議会に可決された陳情「発達障害児の教育機会の充実を求める」陳情が賛成多数で可決されましたが、この陳情の今後の取り扱いについて伺います。
★市の答弁⇒特別支援教室における実態や課題を明らかにして、指導および支援の充実に資するアンケートについて、実施にむけた準備を進めている。
★ゆうきりょうの主張⇒ ①特別支援教室の利用に関する実態調査と調査結果の公開を求めたい。 ②府中市内の不登校児について、不登校の原因及び発達障害(傾向含 む)の有無や関連性について、実態調査を行い、調査結果の公開を求め ます。 ③ 把握した調査内容に基づき、子供の個性に応じた支援充実と発達障害 児の学びの機会を保障すること。
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