府中市でも無園児について、空いている保育所での預かり事業を(政府が無園児を自治体で預かり方針)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の新聞各紙で保育所や幼稚園に通っていない0~5歳字の育児負担を軽減するために、政府は4月から保育所の空定員を活用した週に数回の定期預かり事業を始めると報じています。記事では「こうした未就園の子どもは『無園児』と呼ばれ、周囲のサポートがなければ親子が孤立し、虐待のリスクが高まる」としています。
★無園児対策を政府がモデル事業で実施へ
記事によると「令和5年度に20から30の自治体でモデル事業を実施、4月に発足予定の子ども家庭庁の重要策として全国展開を図る」とあります。このモデル事業は参加する市区町村を公募し、定員に空きがある保育所や認定こども園で週1から2日程度、子どもを継続的に預かるそうです。また保護者が就労していない場合も対象として、自治体が広報などで利用を呼び掛けるそうです。こうした事業を通じて、保育士が育ちの記録をして支援計画を作成、保育士が保護者と定期的に面談、育児相談にも応じるとのことです。また虐待が疑われる場合には、児童相談所が対応するそうです。政府は来年度に予算案で約2億円を計上しているそうです。
府中市内においても無園児といういわれる児童は当然存在すると思われます。市がその実態をどの程度把握しているか定かではありませんが、ぜひ今回の政府によるモデル事業に手をあげて、府中市として率先してこの課題に取り組んでほしいものだと思っています。ぜひ3月の市議会予算委員会でも質疑をしたいと考えています。
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