三越伊勢丹、地方縮小進む・・札幌など5店舗新たに(読売新聞)
今朝(10日)は府中駅北口であいさつ、午前中は打ちあわせ、午後は生活相談など。さて読売新聞朝刊4面では、同紙独自の取材による三越伊勢丹HDの記事が掲載されています。同紙によると「丸井今井札幌本店、札幌三越、新潟三越、新潟伊勢丹、静岡伊勢丹の5店舗について、売り場面積の縮小や業態転換を含めた構造改革を行う方向で調整に入った」とあります。ただ「いずれの店舗も現時点で閉鎖を前提とはしていない」とのこと。また気になる伊勢丹府中店については、「松戸、府中、松山、広島の計4店舗について、業績の好転などが見込めない場合、2017~18年度に売り場の縮小などの見直しに踏み切る計画を示した」とされています。
また記事では「全国一の売上高を誇る伊勢丹新宿店、三越の日本橋本店、銀座店の都心3店に集客力を高める改装などの投資を集中し、業績の立て直しを図る」とあります。
国内の個人・家計消費がこの20年来、急激に落ち込むなか、この間、百貨店経営に追い風となっていた中国からの観光客による「爆買」効果もなくなり、同社だけでなく全国の百貨店全般が業績を低迷しています。府中駅の南口再開発の完成とあわせて、中心市街地活性化をめざす実現するうえで、17年度は伊勢丹府中店にとっても、また府中市にとっても勝負の1年なりそうです。