府中市も学校給食時の「黙食」の緩和を徹底してもよいのでは・・都内では「黙食」割れる対応、15区で緩和
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
新型コロナ感染拡大の第8波の現在、10代以下の感染者数が増加傾向にあります。そうしたなか新型コロナ感染拡大防止策の1つで、学校給食時の「黙食」対応について文科省は「適切な対応をとれば会話も可能」(読売新聞)としています。読売新聞多摩版によると都内23区では15区が緩和、8区が「黙食」を継続しているとしています。
この記事によると、文科省は11月に「マニュアルに記載しているのは『大声での会話をひかえる』であり、会話をいっさいしない『黙食』はこれまでも求めていないと説明」「座席配置を工夫したり、適切な喚起をしたりすれば、会話は可能であると考えを全国の教育委員会に通達」しています。
都内の学校でも対応が割れているとし、豊島区内の中学校では「黙食を続けるべきかは保護者の間で意見が分かれている。文科省の通知内容も曖昧で、現場は困惑している」とあります。
★「黙食」継続の自治体もある
一方で記事によると練馬区では「大声での会話の基準が明らかではないとして、黙食を続けることにしている」とあります。また中央区でも「第8波の収束や、引き下げなどの動きがあれば緩和を検討するが、今はその時期ではない」としています。
この府中市教育委員会の方針では①教室 しよう喚起をする、②給食時の座席の向きを工夫する、③給食の前には手を洗う、④食事中の声は小さめにする、⑤食事の後はマスクをするという5つの指針を学校側に提示しています。この指針からすると実態としては「黙食」を緩和している方針と言えますが、現場の学校では必ずしも統一されたものとなっているのか。私の個人的な意見としては、文科省通知に従い、「黙食」を緩和してもよいのではと思います。
※府中市教育委員会の学校給食時の指針⇒ fuchu_01 (1)
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